ダンスオブハーツ › ダンスオブハーツ本科生の魅力

2012年10月18日

ダンスオブハーツ本科生の魅力

ダンスオブハーツの活動で、外部の方と接する機会がある時、必ずと言っていい程
「本科生ってスゴいですね!」という、ありがたい言葉を聞きます。
なぜダンスオブハーツの本科生はスゴいのか?

ミュージカルプロ養成スクール「ダンスオブハーツ」の本科生は、高卒以上の20歳前後の人が中心で、劇団四季を目指して毎日稽古に励んでいます。
ミュージカル俳優に必要なレッスン、例えばクラシックバレエ、ジャズダンス、タップダンス、コンテンポラリーダンス、ヒップホップ、ポアント、ヴォイストレーニング、ソルフェージュ、演技、舞台概論、開口・呼吸法の基礎、ミュージカル基礎トレーニング、ボディトレーニング、そして日本伝統芸能(日舞、和太鼓、落語)などを劇団四季出身の講師や専門の講師陣に学んでいます。

また、舞台公演やイベントへの参加で、舞台経験をたくさん積んでいます。その際も、衣装係、音響係、道具係、ダンスキャプテン、音楽担当、制作係などを決め、スタッフワークも勉強します。
創作にも力を入れており、自分たちで作品をゼロから創る作業では、仲間との協調性、表現の仕方、個性の尊重、問題解決能力などを養っています。

子どもと接する機会も多く、中級レベルになるとアシスタント研修があり、幼児科、児童科の子ども達のレッスンで一緒に学び、リーダーシップの力をつけていきます。
併設する幼児総合教育スクール「芦屋キンダーガルテンSTEPS」では、2〜5歳児の子ども達が館内で同じ時間を過ごしています。季節の行事では交流を持ち、小さな子ども達とふれあいの機会を持つことで、心からの交流を自然に養います。

そして何よりすごいのが、あたり前のことを習慣にしていることです。
舞台人としてあたり前のことですが、
あいさつ、返事、立ち方、目の見方、話し方、聞き方、字の書き方から、靴を揃える、衣類を畳む、荷物を整理する、などの日常の立ち居振る舞いに意識を向け、人間力を上げています。

一日のスタートもすごいです。
まずは毎朝、館内をピカピカに掃除し、感謝の心を磨くところから始まります。
朝礼では、今月の目標と
ハーツ生の心「私たちはミュージカルを通して生きる力を磨きます」
を唱和し、全員で円になり手をつなぎ、心を一つにして、かけ声をかけます。
そして、手を腰に当て「ワッハッハ」と大笑いしながらお腹から声を出す
「ワッハッハ開口」で、心も身体も温めたあと、発声開口訓練を毎日しています。

以上のことは、ほんの一部分ですが、2、3年で素晴らしい成長を遂げます。

ダンスオブハーツ本科生の魅力

ミュージカルには、計り知れない力があります。観た人に生きる力を与えます。私も魅了された一人です。しかし、身体を目一杯使って表現する舞台俳優は、大変な仕事ですので、プロになるまでに、肉体的にも精神的にも訓練を積んでおく必要があります。また、才能を磨くとともに社会性を身につけておかなければなりません。

社会が経済的にも精神的にも低迷している今、ミュージカルが希望の光を人々に照らすでしょう。そして、演じる俳優こそが夢と希望を持ち、社会的意義を感じ生きる必要があります。

ダンスオブハーツは、情熱と熱意を持って、子どもと若者の育成に全力で取り組んでいきます。




Posted by hearts at 15:48│Comments(0)
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